3学期始業式

公開日 2024年01月09日(Tue)

本日より3学期が始まりました。

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今年に3学期始業式は「黙祷」で始まりました。

令和6年能登半島地震で亡くなられた方に心からお悔やみ申し上げますともに,被災されたすべての方々にお見舞い申し上げます。

<式辞抜粋>

皆さんおはようございます。

今日から,3学期が始まります。この冬休みはどうでしたか?有意義な冬休みを過ごしましたか?

まずは,全員が無事に3学期をスタートできることを喜びたいと思います。

 

さて,2024年のスタートしました。

2024年のスタートは,皆さんも知っているとおり,1月1日には,令和6年能登半島地震が発生しました。今も懸命な救助作業が続いています。

2日には,羽田空港において日本航空機と海上保安庁の輸送機が衝突するという,大変ショッキングな事故もありました。

先ずは,地震と航空機事故で犠牲になられた方のご冥福を祈って

黙祷を捧げます。

 

また,被災された地域の方々にお見舞いと,

一日も早い復興をお祈りいたします。

今回の地震の報道を見たときに,皆さんは何を思いましたか。

私は,東日本大震災の記憶と,火災現場の映像から,阪神淡路大震災を思いだしました。

常に人々は過去の経験を生かして,

その都度,対応を工夫し,改善していくものであると感じました。

特に大津波警報が発令された時の報道などは「つなみにげて」,

まさに迅速で危機迫る報道だったと思います。

羽田空港での航空機事故については,2点考えさせられました。

1点目は,何といっても,パイロットやCAさんたちの的確な対応で,

乗客・乗務員全員が無事に避難できたことです。

乗客が避難指示に従って順序よく避難できたからこそ,全員無事に避難できたのだろうと思います。

誰か一人でも自分勝手な行動をしてしまうと

他の皆に迷惑がかかるだけでなく,尊い命が失われていたかも知れません。

改めて,クルーの的確な判断と乗客の協力があってこそだと思います。

皆さんも年に2回は避難訓練を行っています。

如何に,真剣に取り組むことが大切であるかを,

これを機会に再認識してください。

2点目は,なぜ事故が起こったのかと言うことです。

滑走路内に異変があればセンサーが作動し警告灯が点灯するとのことですが,上手く機能しなかったのか,ヒューマンエラーなのかわかりませんが,「システムは間違わない。大丈夫。」という意識から,「本当に大丈夫か」と思いながら注意を払う事が重要だと感じました。

今,車にも運転支援機能がついているものが多くあります。

あくまでも支援機能であり,最後的には人の目,感覚での判断になります。

 

さあー!「2024年」辰年です。この一年,どの様に頑張って行くか,

一年の計は元旦にあり,それぞれに今年の目標を掲げたと思いますので,

実現に向けて精一杯頑張って行きましょう。

まずは,令和5年度の締めくくりである3学期をしっかり頑張りましょう。

そして,4月からは それぞれが新たなステージに進み,自身の目標に向けて,怠けることなく,努力し続けていきましょう。

辰年の竜にあやかり,今年一年 「竜の水を得るが如し」

それぞれの力を一層発揮することを期待して式辞とします。