公開日 2023年06月14日(Wed)
今年4月から1年間パリへ留学している岩元貴行先生から
霧島高校の皆さんへメッセージが届きましたので紹介します。
留学して2ヶ月が経ちました。
南日本新聞掲載の「欧州便り」の補足として、
現在の状況等の報告をします。
大きく環境が変わりましたが、そう思うことの一つは、日照時間です。
今は22時半ぐらいまで明るいです。冬になると、
日照時間は短くなるとのことでした。
晴天が続き、日照時間も長く、また環境の変化もあるので、
日々の生活では、熱中症対策も含め健康管理に注意しています。
水分補給や食生活等基本的生活習慣の大切さを改めて感じています。
外出をすると、
- 「bonjour(おはよう、こんにちは)」
- 「merci(ありがとう)」
- 「pardon(すみません)」
- 「au revoir(さようなら)」
を見知らぬ人と交わす機会が多くあります。
挨拶をするのは、気持ちのいいことだと、これもまた改めて感じています。
一見コロナ禍の影響を感じないほどの人の多さです。
マスクをしている人も、ほとんど見かけません。
ただ、3年前と情報が大きく違うこともあるので、
コロナ禍の爪痕は大きいようです。
来年度はフランスでのオリンピックのため、
パリ市庁舎沿いのリヴォリ通りには、
歴代オリンピックのポスターが掲示してありました。
また、ルイ・ヴィトンの建物前には、
日本人アーティストの巨大な草間彌生像が立っています。
主要な美術館として、
- ルーブル美術館(古代から19世紀)
- オルセー美術館(19世紀から20世紀)
- ポンピドゥー・センター(20世紀から現代)
が挙げられます。
この3館の展示を通して、西洋美術史を体現していると言えるでしょう。
西洋史を知っていると、より深く鑑賞ができます。
基礎的な学習・知識の大切を改めて感じるとともに、
さまざまなことが関連しあって成り立っていることに気付かされました。
それぞれ、ルーブル美術館は元ルーブル宮殿
オルセー美術館は元パリ万国博覧会のオルセー駅
ポンピドゥー・センターはポンピドゥー大統領が建設した
近現代芸術の複合施設です。
その他の美術館や、公開されているアトリエなども見に行きます。
再建中のノートルダム寺院の画像も添付します。
また改めて報告します。
以上,パリから岩元貴行先生からのリポート第一弾でした!!