公開日 2021年04月08日(Thu)
祝 霧島高校第14回入学式
【入学許可】
機械科 9名 総合学科 24名 計33名 の入学を許可します。
【校長式辞】
第14期生としての入学を心よりお喜び申しあげます。
中国の書物にある易経の言葉です。
「確乎(かっこ)として抜くべからざるは,潜龍なり」
伝説の生き物「龍」のこと。龍は植物が生きるに必要な雨を与えてくれます。天に昇るとき必ず雲を従わせて雨を降らせ,地上の万物を養うおめでたい生き物です。
「潜龍」とは潜む龍と書きます。まだ,空を飛ぶ力もなく潜み隠れている龍のこと。だけど胸に大きな夢を抱き,「必ず空を飛んで世の中の役に立つぞ」と決意している龍のことです。まさに今の皆さんのような状態ではないでしょうか。
自分にはできないからと夢を諦めないで,
自分にはまだ気づいていない「力」がある。
今が夢を描いて力を蓄える大きなチャンスなのです。この霧島高校で夢をできるだけ大きく膨らませて,そんなの「できっこないよ」と言われていた夢をぜひ実現してください。
潜龍は力を蓄え,やがて時期が来ると雲を従えて,登り龍「飛龍」となります。皆さんは,今からこの霧島高校での「潜龍」です。そして3年後は夢を実現し,「飛龍」として飛び立って行ってください。
最後にもう一つ一番大事なことを話したいと思います。
霧島高校を「楽しい学校」にするということを考えております。
「た・の・し・い」の「い」は命を大事にするの「い」です。
自分という人間はかけがえのない世界でたった一つの命です。その命も自分の先祖が厳しい歴史の中で,頑張って生き抜いてきた命のおかげで存在します。この命を大事にする事,その事が全てを大事にする源であります。その事を心の底から感じ取ったとき,人は自然に「感謝」の思いも湧いて出てきたり、勇気や思いやり、そして、誰かのために何かできることはないか、そのためには何が必要か、という「学び」への意欲も出てきます。どうか、これからの霧島高校での三年間、その「命」を大事にしてすごして行ってください。
新入生が、この霧島高校でさまざまな学びを体験して知識や技能をしっかり身につけるとともに、多くの人と出会い、友情を育みながら充実した高校生活を送りますよう、祈念いたしまして式辞といたします。
【新入生代表宣誓】
総合学科2組 稲荷田 優仁さん(舞鶴中出身)
私たち新入生33名は第14期生として入学を許可されました。
霧島高校は私たちの将来の夢や希望を実現する学校です。
霧島高校で学び新しい時代に対応できる
活力と創造性豊かな人間を目指します。
【来賓祝辞】
PTA会長 山下 大介様
この霧島高校での3年間をどう充実させるのか。
勉強や部活動,課外活動やボランティア活動を通じ,社会に通用するきちんとした大人としてひとり立ちをする礎を作っほしいと願います。
【祝詞披露】
出身中学校からお祝いの祝詞が届いております。
新入生の皆さん,保護者の皆さまご入学おめでとうございます。
これかも霧島高校の一員としてよろしくお願いします。