公開日 2021年01月19日(Tue)
総合学科発表会,今回の発表は
「生活科学系列」です。
生活科学系列では
「食物斑」と「被服班」に分かれ取り組んできました。
まずは「食物班」です。ご覧ください。
私たち食物班は,
【「おいしい」で霧島をPR!!】をテーマに,
里芋の研究について取り組みました。
里芋は牧園や横川でたくさん栽培されており,
秋から冬にかけて地元の物産館や無人販売所でよく販売されています。
生活科学系列では平成28年度から里芋の親芋活用について取り組んでおり,先輩方の研究を引き継ぎ,さらに霧島のPRに役立てようと考えました。
今までも先輩方が「里芋ジャム」や「親芋を使ったお菓子」など作ってきましたが,里芋の収穫が秋から冬に限定されるので,なかなか商品化につなげることはできませんでした。
そこで,私たちは里芋の親芋を使ったメニューを商品化し,自分たちで販売することで霧島をPRしようと考えました。
親芋メニューを考える際,3つのポイントに着目しました。
- 親しみのある郷土料理を参考にすること
- 販売するため大量に材料が調達できること
- 作りやすいこと
これらを踏まえてサツマイモの「ねったぼ」を里芋で作ってみることにしました。
里芋ジャムを作ってみました。先輩たちは里芋をベースに「しょうが風味」と「レモン風味」を加えて作りましたが,私たちは「粉茶」を加えて作ることにしました。粉茶はそのまま入れるのではなく,水に溶いてから入れると滑らかに出来上がることに気づきました。
しかし,お茶の味が強すぎて里芋の良さを生かすことができない事が分かりました。
里芋ジャムと「ねったぼ」の作る工程が似ていたので,出来上がった里芋ジャムに餅を加えて,「ねったぼ」を作ってみました。
試食をした結果,一番美味しかったのが,「里芋としょうが」で作った「ねったぼ」でした。ジャム同様,私たちが発案した「粉茶」の「ねったぼ」は,やはり里芋の良さを生かせず断念しました。
先生方にも何回か試食していただき,とても好評でした。
生活科学系列が開発したみごちシリーズでお世話になっている
「もんぺおばさん」
の大平さんにアドバイスを頂くため試食をお願いしました。
感想は
「しようが風味が良く,甘さも固さもちょうど良い。
分量に関しては手を加えるところは何もありません」
と褒めていただきました。
11月からは実際の販売に向けて準備に入り,「ねったぼ」と一緒に配布するチラシ,パッケージを作り,原価計算などに取り組みました。
配布する際,目を引くように親芋のキャラクターを考えました。
キャラクター「さとぼー」誕生!!
予想以上に可愛く好評でした。
実際の販売については,霧島ふもとの駅に相談したところ,お披露目の場所を提供してくださると言うことで,12月に販売することが決まりました。
販売が決まってからは,看板のポップの準備やシールの作成,一緒に配布する被服班の里芋染め髪ゴムなど準備しました。
12月20日。霧島ふもとの駅で販売しました。
もんぺおばさんに商品と試食を準備していただき,10時から被服班の里芋染めの髪ゴムと一緒に30個限定で販売しました。
開店と同時に沢山のお客様に来て頂き,20分で完売することができました。
試食をされたお客様から
「おいしい」とか「頑張ってね」と声をかけてもらえたとき,
「販売に辿り着けて本当に良かったな」という気持ちになりました。
販売の様子は南日本新聞にも掲載されました。
1年間,「きりしまの魅力をPRしよう」と言うことで,里芋の研究に取り組んで来ましたが,上手くいかないことや失敗も多かったです。
総合的学習の時間が3時間の調理実習後にあるので,へとへとになりましたが,グループのメンバーと意見を出し合い,話し合い,里芋の「ねったぼ」が商品化されたときは,あきらめずやり遂げることの大切さや達成感を感じることができました。
明日は「生活科学系列」被服班を紹介します。