公開日 2020年12月25日(Fri)
昨日は大忙しでした・・さぁ本日は昨日の続き・・
二学期終業式です。
まずは,貴重な校長先生のお言葉から。
【二学期終業式】
<校長式辞>
<内容>
コロナ時代の中でも今年素晴らしい3つのニュース,
勇気をもらえるニュースがありました。
『池江璃花子さんの復活に感動しました。』
去年の今頃は白血病で苦しんでいる中,
10月の大学選手権では,リレーに出ている・・
もの凄い回復力ですよね。
凄い力だな~と勇気を与えられました。
『鬼滅の刃 心を掴んで大ヒット!!』
それから,凄いなと思ったことが,「鬼滅の刃」。
この作品が「なぜここまで人気が出たのか?」私なりに思ったのは・・
竈門炭治郎という少年は,妹のことを愛し,家族のことを愛して,
誰かのために頑張ろうという気持ち,使命感,素直さ,
こういったことが皆の心を掴んだのかなぁ~
困難にもくじけない,
教えられたことを一生懸命守る,
誰かのために,自分の愛する人のためにやっている姿
これが読者の求めているものなのかなぁと思いました。
『「はやぶさ2」が帰還。未知の可能性が広がる』
そして,また心を打たれたのがありました。「はやぶさ2」の帰還です。
プロジェクトチームのリーダーは津田雄一さん。
大学受験をめざし頑張っている,ちょうど今頃,原因不明病気で一時失明してしまったそうですが,友だちの支えにより,大学へ合格,後にJAXAへ入り,「りゅうぐう」の探査に携わります。
小惑星探査機「はやぶさ2」で「りゅうぐう」にタッチダウンするときも岩石があり,上手くいかない。
しかし挫折しても諦めず,2回目のチャレンジ!!
成功!!カプセルに砂を採取しました!!
地球と火星の間を回る小惑星「りゅうぐう」で取った砂が入っているカプセルは,地球から22万キロメートルの地点で切り離し,豪州南部ウーメラ地区の砂漠に舞い降りたそうです。
いくつもの苦難があっても,
夢を諦めずチャレンジする津田雄一さんに勇気をもらいました。
『今だから必要な回復力(Resilience)』
回復力・・・英語で「レジリエンス(Resilience)」
野口聡一さんが乗る民間宇宙船「クルードラゴン」の1号機。
新しい宇宙船を初めて運用する際には,名前をつける事ができる。
クルーで話し合って・・
「新型コロナウィルスやミッションの中で起こる困難な状態に打ち勝つ」
という意味を込めて,宇宙船に「回復力」を意味する英語の
「レジリエンス」と命名したそうです。
だからこそ,「レジリエンス」は,
世界中の人々が求めている「力」だと思います。
皆さんも,この「力」がありますので,自分の「レジリエンス」を信じて,これから大変な時代を生きていってください。
来年は丑年。ゆっくりゆっくり着実に歩を進める。
丑という字は左側に糸をつければ,紐になります。
紐はくねくねしていて,地面の中から,芽が出て行こうと意味する漢字です。
来年は何か出て行く,芽生えていく・・
ゆっくり着実に・・そういう年になればいいかなぁと思います。
丑年は何か新しいことがスタートする年とも言われます。
自分なりのスタートする良い年を迎えてください。
【進路講話】
「現状維持は後退!!」
やらなきゃいけないことをしっかりやる!!
【生徒指導講話】
コロナ禍の現状で行動範囲が狭くなりました。家での過ごし方も考えましょう。
・SNS等による不要な書き込みや,画像・動画を投稿しないようにする。
・三密を避け,立入を禁止している遊技場などには入らない。
・交通事故に合わない。自分が加害者,被害者にならないよう注意をはらいましょう。
・新しい生活様式を意識して,手洗い,うがい,マスク着用で感染症予防に努めましょう。
良い年を迎え,三学期には元気な顔で会いましょう
令和2年のブログは今日までです。
令和3年は1月4日から更新します。来年もよろしくお願いします。
それでは・・良いお年を!!