「男はつらいよ」から学ぶ 3学期始業式

公開日 2022年01月11日(Tue)

2022年もいよいよ始まりました。

例年より長い冬休みも終わり,今日からスタートです。

本日は3学期始業式があり,原校長が式辞を述べられました。

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【校長式辞の内容】

  • 昨日「成人の日」だったことから,2022年4月より民法改正で成人の定義が18歳に見直されることに触れました。

これに伴い,契約など,自分一人で行えるようになるため,自己責任が問われるようになってきます。また飲酒や喫煙といったものは従来通り20歳以降でなければ口にできない事も覚えておいて下さい。

 

  • 今年は九星気学の「五黄土星」と十二支の「寅年」が重なる36年に一回の「五黄寅年」。非常に運気が上がる年で何をするにも勢いが増している年と言われているそうです。

 

  • 原校長は,寅年にちなんで「男はつらいよ」に出てくる寅さんの分け隔てなく接する人柄や映画で伝えたい事など話されました。

 

「わたくし,生まれも育ちも東京葛飾柴又です。

帝釈天で産湯を使い,姓は車,名は寅次郎,

人呼んでフーテンの寅と発します」

目の前に寅さんがいる・・と思えるくらい上手な前振りで始まりました。

 

そこで,伝えたかったことは,

40話で甥っ子の満男が寅さんに質問をするシーン。

「何のために勉強するの?」の問いに

「勉強していなければ,振ったサイコロの出た目で決めるとかその時の気分で決めるしかないが,勉強をした場合は自分の頭で筋道を立てて考えることができるようになる」という内容の答え方をしたそうです。

寅さんなりの勉強する意味は

「考える力」が作られてくるのではないかということ。

また,39話でも甥っ子の満男が

「人生・・人は何のために生きているのか?」の問いに

「生きてて良かったと思う時が何度かある,

その時のために生きているんじゃないか」

明確な答えではないですが・・なんとなく言いたいことは判る気がします。

やり遂げた時とか頑張った時の達成感を味わうために

生きているのではないか・・。

 

原校長の大好きな「男はつらいよ」から学ぶ。

寅年は動く年。2022年も勉強や部活動を頑張って,

豊かな感性を磨き「考える力」を身につけて行きましょう。

そうすれば,いつの日か・・達成感から

「生きていて(頑張って)良かった~」\(^O^)/

と思える時間(日)が来ると思います。

2022年いよいよスタートです!!