もしものときは・・Part1

公開日 2019年12月03日(Tue)

霧島高校は自然に囲まれた静かで落ち着いた教育環境です。しかし,自然の豊かなこの牧園町の近くには宮崎県と鹿児島県の境に霧島連山・新燃岳があります。昨年3月,7年ぶりに噴火し,噴火警戒レベル3(入山規制)になりました。段階を経て,今年1月に何とか噴火警戒レベル1まで引き下げられましたが,11月19日に火山性地震が増えた事もあり,噴火警戒レベルが再び2へ引き上げられました。

霧島高校と新燃岳は直線で約15km。鹿児島市と桜島よりは遠い距離ですが,新燃岳がもし噴火した場合の防災知識を知っておく必要があります。そこで,本校には事務室前に近隣火山の噴火警報が発表された場合,その噴火警戒レベルでの立入規制範囲と危険性について詳しく紹介してあります。

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Googleマップでみると直線で15km。道のりは25km程度。

 

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ホワイトボードで紹介しております。必見!!

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(噴火警戒レベル3)

火口から2~4kmは火砕流や大きな噴石が飛んでくる可能性がある。

その他,えびの高原(硫黄山)や大幡池,御鉢などの噴火警報についても紹介してあります。心に留めておくだけで何も知らないより危険度は下がります。もしもの時の準備が,慌てず,冷静な行動につながるので,学校としても防災知識の啓発を言い続けていこうと思います。